お子様も保護者の方も
笑顔で通っていただける歯科医院です
健やかで丈夫な歯は、生涯に渡って全身の健康を支えてくれますが、そのためには乳歯時代から、お口の健康習慣を身につけることが大切です。
高知歯科医院では、定期健診でのむし歯やあごと歯の成長のチェック、予防と歯みがきの指導など、お子様と保護者の方をトータルでサポートしています。
当院は開業より40年、地域のお子様のお口の健康を支援してまいりました。お子様にも保護者の方にも、安心して笑顔で通っていただける歯科医院です。
お口の健康の土台となる
あごの成育を大切にします
最近では、小さいお子様のむし歯の罹患率こそ減少しましたが、一方であごの成育の影響による歯並びの異常が増えています。
歯並びに大きく影響するのは、土台となるあごの骨の成長です。とくにかみ合わせは大切です。80歳で20本以上、歯が残っている方のかみ合わせを調べた結果が下図です。
正常咬合:84.6%
上顎前突(出っ歯):15.4%
上顎前突
(出っ歯):15.4%
反対咬合(受け口):0%
反対咬合
(受け口):0%
開咬:0%
歯並びの異常の変化について
現代社会においては、このような不正咬合(歯並びの異常)の症状が、お子様は非常に増えていると言われています。下のグラフをご覧ください。
- 上顎のみ
- 下顎のみ
- 上下顎とも
* 昭和44年、56年は上顎、下顎含めて全体の割合を示す
1960年代は不正咬合が13%だったのに対して、2011年は40%を超えています。最近は小児歯科での矯正ニーズの高まりとともに、歯列矯正をしているお子様も増えていますが、不正咬合の症状があるお子様が増える傾向は続いています。
不正咬合は歯の並びだけが原因ではなく、その土台となるあごの成育がポイントです。
あごの成育が不十分なため、乳歯から大人の歯に順番に生え変わる時に、きれいに収まりづらく、かみ合わせの異常につながると考えられています。
原因のひとつには現代人の食生活があげられ、加工品などの繊維質が少ない柔らかい食品の増加(軟食化)が影響していると考えらえています。
健全な成長のための『食育』は、あごの成長にもとても大切です。しっかり食育を行うことで、正常なあごの発達が促せるよう、当院でも指導や支援を行っています。
小さなお子様を前に「80歳で歯がどれくらい残っているか」を想像することは、先の遠いことと感じられるかもしれませんが、将来のお口の健康は乳歯時代からのつながりのなかにあります。
一生の健康を支える健やかな口腔環境は、保護者の方からお子様への贈り物です。幼少時代からのケアが大切にしましょう。
むし歯予防のケアについて
乳歯はやわらかいため、むし歯になりやすく、毎日のケアと歯科医院での専門的なケアが欠かせません。
むし歯は細菌感染によって起きます。この菌は食べ物に含まれる糖分を栄養源としており、酸を出して歯を溶かしていきます。
幼い頃の細菌感染のリスクを減らし、糖分の接種に気を付けることでむし歯のリスクはコントロールすることが可能です。
お子様のお口の健康について
お気軽にご相談ください!
ご家庭でできるむし歯予防
10歳までは、寝る前に仕上げ磨きをしましょう。また歯磨き後は糖分を含むお菓子や果物、ジュースなどは食べないようにしましょう。
フッ素入り歯みがき剤、フッ素入りの洗口剤を使用しましょう。
キシリトール100%のガムやタブレットを上手に活用しましょう。
おやつは食べる時間を決めましょう。ダラダラ食べはやめましょう。
歯科医院でできるむし歯予防
歯の表面の層(エナメル層)はフッ素を取り込むことで、硬く丈夫になります。歯の表面に高濃度のフッ素を塗り、むし歯に強い歯を作ります。
専門の機械とフッ素入り研磨ジェルでクリーニングを行います。歯の表面と、歯肉の境の溝にあるプラーク(細菌の塊)を取り除きます。表面の汚れを落とすだけでなく、歯の表面をキレイにします。
奥歯の溝は歯ブラシが届きづらく、むし歯になりやすいポイントです。奥歯のかみ合わせの部分をプラスチックで埋めることで、むし歯を予防します。